ミゾソバ タデ科タデ属 休耕田や棚田のまわりなど湿気の多い場所を少しだけ華やかに演出するミゾソバ。遠目に見ると小さな花がいくつも集まった花序が一つの花のようにも見える。だが近づいて見てみると、咲いているのは花序の中の数個だけで、あとはまるでツボミのような形をしていることが多い。 もちろん本当のツボミもあるのだが、中にはツボミではなくて花が終わった後、果実を包み込むために花被が再び閉じた状態のものも混じっている。 この「遠目に見たら花がいっぱいに見える」というのは多分、花が小さくて目立ちにくいタデの仲間の「目立つための工夫」なんじゃないだろうか。花が終わった後も花のような色を保ち続けることで虫たちにアピールして、後から咲く花のサポートをしているのかも知れない・・・と言うのは私の勝手な想像だが、そこに単に進化論的淘汰選別の結果だけじゃなくて植物の意思と言うものを感じてしまうのだ。 OLYMPUS E-1 TAMRON SP90mm F2.8 MACRO (72B) 投稿ナビゲーション 屋根に登ってハシゴを外されるイシミカワ 2件のコメント 金平糖か花火みたいですね〜、、美しい♪ 返信 本当にコンペイトウみたいですね。この花の色、大好きなんですよ。 返信 よしみ へ返信する コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目ですコメント * 名前 * メール * サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 上に表示された文字を入力してください。