ばあちゃん達のお花見

どうにも薄雲がかかっている感じで、すかっと晴れ渡った青空ではないのがちょっと残念だったりするが、晴れているだけでもありがたい土曜日の昼。
橋のたもとの桜の木の下でばあちゃんばかり5、6人がお花見をしていた。別に騒ぐでもなく、弁当をひろげて実に静かにこのひと時を楽しんでおられたようだ。

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Canon EOS 20D
TAMRON SPAF11-18mm F4.5-5.6 DiII
C-PL FILTER

実に穏やかな春のひと時。お花見とはこうあるべきなのかもしれない。とかなんとか言いながら、酒が入ってしまうと騒いでしまう性分なのだが(笑)
お花見に限らず鹿児島の田舎のお年より達の生き様はまっすぐで質素で穏やかで、とても美しいと感じる。例えば銭湯。街の銭湯では洗面器や腰掛は乱雑に放置されているのが普通だが、先日立ち寄ったある田舎の銭湯では利用者はほとんどが地元のお年より達なのだが、誰一人として洗面器や腰掛を放置していく人は居らず、皆きちっと元の場所に戻していた。
脱衣所に居たお年よりに会釈をすると、彼は「こんにちは」と挨拶してくれた。本来若造である私の方が声を出して挨拶しなければならないのに・・・。内心「しまった!」と思いながら挨拶しなおしたのである。
あぁ、それに引き換え自分の生き様は実に美しくない。部屋は散らかっているし、些細なことで腹を立てる。
いつかあのじいちゃん、ばあちゃん達のような美しさを身に付けることが出来るのだろうか・・・。

2件のコメント

  1. >あぁ、それに引き換え自分の生き様は実に美しくない。部屋は散らかっているし、些細なことで腹を立てる。
    ほんと自分は年だけとって何も成長してないな。
    もっと美しく、と感じる今春。。(ちょっと変?)

  2. >ちょっと変?
    fagenさんこんばんは。
    おや?何かお悩み事でも?
    そりゃまあ、人間生きていれば悩み事ぐらいありますわな。
    大丈夫、fagenさんは私なんぞよりよほど美しく生きておいでですよ・・・ってか何の慰めにもなってないか(笑)

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