なんとなく喰えそう

林道の倒れたヤマザクラの枝になにやらキノコが生えていた。

kinoko01.jpg
OLYMPUS E-1 / ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 MACRO

なんとなく食べても大丈夫そうに見えるが・・・。
家に戻ってからネットのキノコ図鑑サイトで調べて見たのだが、さっぱりわからない。キノコってこんなに沢山の種類があったのか。野生のキノコを採って食べる人って凄いんだな・・・と今更ながら感心する。時々間違えて毒キノコを食べた人のニュースは聞くが。
何でも最初に食べた人は偉いね、などと言うが本当は種類によっては毒がある事を認識した上で、しかしそれが有毒種なのかどうかまでは知らないという状態で食べた人のほうが凄いよな~。そしてこれほどの種類のキノコの中から、これは食べられる、これは食べられないといった選別を行うのは大変な事だ。
おそらく里を飢饉が襲った時に、喰って死ぬか、喰わずに餓死するかという究極の選択もあったのかもしれない。
うーん、今のうちに喰えるキノコを覚えておいた方がイイかもしれない。食糧難の時代が絶対に来ないとは言い切れないし。
そう言えば、25年くらい前のNHK特集で20年後?には世界的に食料が不足するぞ!という番組をやっていた。理由は人口爆発や、耕地面積の縮小だとかだったかな?だからビルの屋上なども利用して耕作しましょうみたいな事を言っていたと記憶している。
さて25年経ったが日本は依然として飽食国家である。世界に食料は足りているのか?あの番組は間違いだったのか?
もしかしたらあの番組の論拠は世界の食糧生産量を世界の人口で割った単純計算だったのかも知れない。つまり日本や欧米が今飢えるどころか飽食しているという事は・・・・。想像すると暗澹たる気持ちになる。

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