マイコアカネ

日中はまだまだ暑い毎日が続いているがひと頃のように直火焼きされているような日差しではなくなってきた今日この頃。8月の終わりはいつもこんな感じで、晴れていてもどこかぼんやりとした空の色だ。
目立つトンボの種類も変わってきたようで、赤とんぼの類が増えてきたように感じる。ところで「赤とんぼ」と言うのは赤いトンボ全てを指すものだと思っていたのだが、本当は「トンボ科アカネ属」を総称して「赤とんぼ」と言うらしい。更に狭義ではアキアカネ一種だけが「赤とんぼ」なのだとか。
つまり、一番真っ赤なショウジョウトンボやベニトンボのオスも「赤とんぼ」ではなく、逆に赤くないアカネ属のメスは「赤とんぼ」であるということになるのだ。
いつ誰がそう決めたのか知らないが、どう考えても「赤とんぼ」という言葉の方がトンボの科学的分類よりも先だったんじゃないか?だからそんなに目くじら立てないで赤いトンボは「赤とんぼ」でいいじゃないかなんて思うのだが・・・。

maikoakane01.jpg
Canon EOS 20D / EF100mm F2.8 MACRO USM

「赤とんぼ」のマイコアカネ。眉斑のないタイプだ。
そう言えば「赤とんぼ」と言えば、93式中間練習機というのも思い出す。今の子供たちも昔の戦闘機とかのプラモデルを作ったりするのかな?まだガンプラなんてない時代、私は日本海軍専門だった。

2件のコメント

  1. おはようございます。
    そちらでは、もう赤とんぼが?
    天気予報でも、今日と明日で少し季節が前に進むと
    言っていました。
    ヤレヤレですね♪
    rogiさんのおっしゃる通り、世間一般では、
    赤ければ「赤とんぼ」ですよね~
    夕焼けこやけの赤とんぼ
    うん!やっぱり赤いとんぼは、赤とんぼで決まり!
    今日の写真も綺麗ですね~
    トンボは、まるでrogiさんのためにポーズを
    しているように見えます。
    最後のプラモデルのことは、う~~ん、よくわかんないなぁ・・・
    93式中間練習機?あとで、調べてみますね~
    赤い色をしているのかな?

  2. ぴ~さん、こんばんは。
    今さっきの天気予報でも今夜は涼しくなると言ってましたね。鹿児島は今雨ですが。
    赤とんぼの件、以後いろいろ検索してみましたが何故 赤とんぼ=アカネ属限定 なのか理由がわからないんですよね~。昆虫分類学というよりは文学的な理由かも知れないなんて想像しているんですが。
    という事で、確信犯的にショウジョウトンボを見たら「赤とんぼっ!」と叫んで、物知り顔の誰かが「赤とんぼはアカネ属云々」と薀蓄をたれ始めたら逆につっこんで見るというのもいいかも知れません(笑)そのうち本物の知識を持った方にお会いできるかも知れませんしね。

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