ススキと秋の青空

このところ好天が続いている。それはもう雲らしい雲も見当たらず、時々薄い雲が見られるぐらいで光線状態はギンギンだ。ヒガンバナの咲く時期にこういう空になってくれると嬉しかったのだが、ここ何年かの記憶によれば鹿児島ではヒガンバナが終わる頃にならないと本格的な秋空にはならないようだ。

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Canon EOS 20D / EF-S 17-85mm F4-5.6 IS USM

ススキの穂が爽やかな秋風に揺れる。稲刈りの終わった田んぼからは稲藁を焼く煙の臭い、民家のある辺りではキンモクセイの香りが漂う。こういう空気を吸っていると実に気持ちよく、幸福感でいっぱいになってしまう。一瞬で過ぎ去ってしまう季節の贈り物である。

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