相変わらず判らない花

道端の草むらで写真を撮るようになって何年も経つが、この時期に咲くこの白いキク科の花の名前が依然として確定できないでいる。というのも、同じ場所に咲いていても結構個体差が大きくて、図鑑に書かれているような特徴にピタッと符合しないからなのだ。

inakagiku02.jpg
Canon EOS 20D
TAMRON SPAF90mm F2.8 MACRO (172E)

頭花の直径一つとっても1.5センチくらいのやつから2.5センチくらいのやつまであるし、葉の形だって基部が楔形からやや丸みを帯びるものまで色々だ。
よくある「見分けのポイント」系の図鑑でも、この辺りの見分け方は避けているようで、ちょっとズルイな・・・なんて思ってしまう。まあそれだけ個体による変化が激しいという事なのだろう。
図鑑によるとイナカギクの葉はやや茎を抱くとある。そのことは知っていつつ今までイナカギク説をなんとなく捨てきれずにいたのだが、明らかに茎を抱いた葉にこれまでお目にかかれていないということは・・・個体差とかじゃないのかもしれない。

2件のコメント

  1. ひちゃこさん、ご無沙汰しております。
    実物を見ればヨメナとは違う事は一目で判るのですが、写真ってわかんないですよね~。
    これ、青っぽい色なのはつぼみの頃までで、咲いてしまうと白なんですよ。あとヨメナより小振りで花が沢山つきます。
    冠毛が長いのでシオン属というのは判るのですが・・・

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