画像管理ソフト

早いものでもう酉年も終わろうとしている。というわけでニワトリ君の後姿。

niwatori.jpg
お尻がキュート(^^)

Canon EOS20D
EF70-200 F2.8L USM

花も減ってきたので今日は画像管理ソフトの話でも。
今まで使っていた画像管理ソフトはAbleCVというシェアウエアで1000円という低価格にも関わらず閲覧とアルバムの機能を備えた優れものだったのだが、永いこと開発は止まっており今後のバージョンアップは望めそうもない。
このソフト、多少の不満があって固定倍率での画像表示は問題ないのだが、サイズを画面サイズにあわせるモードで表示させた時の画質がちょっと甘い。そして固定倍率では500万画素の画像と800万画素の画像をそれぞれ快適なサイズで表示させようと思ったらディスプレイの解像度を切り替えなければならなかった。
もう一つの不満は複数の画像を同時に開いて並べて比較できないこと。とりあえずフォトショップなどで開いて較べていたのだがこれはあまり快適とは言えなかった。
この辺りを解決するソフトを探していたのだが最終的に候補に残ったのは以下の3つでそれぞれ体験版を使ってみた。
1.サムズプラス8JP
2.ACDSee8
3.MuseViewer
それぞれ体験版がDLできるので興味のある方は試してみて欲しい。なお、ACDSeeの日本語版はver.7までしか出ていない上、体験版がなかったので本家英語版の最新ver.8を試してみた。


いずれもメイン画面でサムネイル、フォルダ、画像情報、プレビュー画像等を表示し、別窓で(ACDSeeは一画面での切り替え式)画像の詳細閲覧、複数画像の同期表示で比較ができるタイプのものである。
使ってみた感じはそれぞれ一長一短。以下におおざっぱな特徴を書いてみるが、これはあくまで私個人の感想であり使用目的や今まで使ってきたソフトによっても変わってくるだろう。しかもほんの数時間程度の試用なので機能をうまく使えていない可能性もあることをお断りしておく。


サムズプラス8JPの
ここが〇
サムネイル一覧に表示するファイルの種類を自由かつ簡単に設定できる。
プレビューの縮小画像がシャープ。
整理、分類、選別、検索といった機能が強力。
非常に設定項目が多く自由度が高い
ここが×
等倍表示はビューウインドウでしかできない。
フォルダツリーの出し入れが境界線のドラッグをしないと出来ない。
ビューウインドウの画像切り替えがやや遅い。
ACDSee8の
ここが〇
プレビューのまま等倍表示可能
フォルダツリーなどがサイドバーに隠れて、必要な時だけさっと出せる。
ビューモードの画像切り替えが先読みにより非常に高速。
メインとビューモードは別窓ではなく、切り替え式なので複数画像を開いていてもメインとビューの切り替えが一発。
複数画像の並べ方を選べる。例えば縦画像3枚を表示する時に川の字に並べることもできる。
ここが×
プレビューの縮小画像がやや甘め。
サムネイルにJPEGを表示RAWを非表示といった切り替えができない。
実は英語版のため細かい設定が良く判らなかった(涙)
発売元がコロコロ変わる。
MuseViewerの
ここが〇
プレビューのまま等倍表示可能。
フォルダツリー等はタブ式で必要な時だけさっと切り替え表示。
ビューウインドウの画像切り替えが先読みにより非常に高速。
セレクトした画像をリアルタイムでサムネイル表示。
ここが×
プレビューの縮小画像がやや甘め。
サムネイルにJPEGを表示RAWを非表示といった切り替えができない。
対応するRAWがキヤノンだけ。
OLYMPUS E-1のJPEGでサムネイルが自動回転しない


実際に撮影してきた画像を選別してみた結果、もっともスムーズに作業ができたのはサムズプラスだった。
私の場合、RAW+JPEGで保存しているのでサムネイル一覧へのRAWの表示、非表示が切り替えられないと非常に紛らわしい。この点サムズプラスはとても使いやすかった。
またプレビューでの等倍表示ができないのだが、縮小時の画質がいい感じなのでざっと選別するには充分。ビューウインドウで表示する時もターゲットを指定して拡大表示できるのでこの点ではあまりストレスを感じなかった。
というわけで、サムズプラス8JPを購入することにした。
詳しい使用レポートはまた花のネタが切れた時にでも公開したいと思う。

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