ムラサキカタバミ、本当の色は?

このところの蒸し暑さには参ってしまう。一体湿度は何パーセントあるんだろう?曇っているくせに体にまとわり付いてくる重たい空気が実に暑苦しい。
九州の北部ではかなりの大雨になっているらしい。しかし去年もそうだったのだが、鹿児島にはあまり降っていないのだ。前線が北にずれている?ようで、これも何となく温暖化の影響なのかなと考えてしまう。実際ベニトンボやアオビタイトンボなど従来南西諸島から鹿児島の南部が北限だったものがどんどん北上して九州各地で見られるようになってきているらしい。

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カタバミ科カタバミ属

林道の道端に咲いていたムラサキカタバミ。もうちょっと淡い色のものが多いと思うのだがここのものはやけに色が濃くて鮮やかだった。
私の手持ちの図鑑にはただ日本では結実しないとだけ書いてあるのだが、これは日本を含む温帯ではオシベが不稔で花粉ができないためのようだ。だからオシベの先(葯)の部分が白い・・・あれ?ここまで書いて気付いた。葯が白いのも花粉が出来ないのも確かだが、だから葯の色が白なのかどうかは知らないのだ。

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原産地の南米では結実するのだろうが、その葯は何色なのだろう?と学名Oxalis corymbosaで検索して見たところこんなページが見つかった。ここの写真で見る限り葯は黄色であるようだ。
うーん、参照先のサイトがどこの国のどのようなサイトなのか・・・読めない(というか何語なのかすら不明)のでさっぱり判らないのだが(汗)見た目は確かに葯の色が違うだけのムラサキカタバミに見える。という訳でイマイチ不確かで申し訳無いのだが原産地(あるいは熱帯地域)のムラサキカタバミには花粉が出来て、その色は黄色であるらしい。原文が読める方、あるいは専門家の方がいらっしゃったらツッコミよろしくお願いします。

Canon EOS 20D / EF100mm F2.8 MACRO USM

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