マツムシソウ

往路、体力ヘロヘロ状態でたどり着いた雨が池には他にも色々な花が咲いていた。夏草に埋もれた下界の道端に較べればまるで天国のような場所である。
特に立ち入り禁止とかの表示は無いとはいえ無闇と踏み荒らしてしまってはいけないので節度を持って撮影しなくてはならない。何度もここへ来る度にそういう思いが自然と湧いてくるようになった・・・・つまり、初めて来た時には結構無神経に歩き回ったんだが(汗
それはそうとして、毎回ここに来るたびに体力がレッドゾーン状態で撮影もままならないのは何とかしなくては。ヘロヘロではろくな写真が撮れやしない・・・。
matumusisou.jpg
マツムシソウ科マツムシソウ属
まだちょっと時期が早かったようで咲いている花の数は少ないがツボミを付けた株があちこちに見られる。
後ろの黄色はちょっと傷んだユウスゲなのだが、これを撮ったあと疲労でボーっとしていたらツアーの団体さんがご到着。ガイドさんが
「ここでちょっと休憩しましょう」
と言うや一団がこちらへも流れてきた。
どうやら道から3m程奥にあるユウスゲの黄色が目に止まったらしくデジカメ片手のおじさんがやって来る。最初の一人はやはり気が引けるらしくて
「ここって入っていいんですかね?」
なんて私に訊いてきた。
いい歳なんだからそのくらい自分で判断して欲しいものだが・・・・入ったらダメというほどの気力もなかったため
「他にも判りにくいけど小さな花やツボミがあるので足元に注意して下さい」
というのがせいぜいだった。
その人は素直に足元に気をつけながら入っていったが、後から後からおじさんたちがやってきてマツムシソウには目もくれずドカドカ歩き回って制御不能・・・。
えぇぇ?マツムシソウはアウトオブ眼中!?なんてこったい・・・。
OLYMPUS E-1
ZUIKO DIGITAL ED50-200 F2.8-3.5

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