ありのままを撮りたい・・・

土壌改良など”てこ入れ”の成果が上がって沢山の花が咲いている都市農業センターの大賀ハスだが、おかげで今年は撮影にやって来るカメラマンの数も多い。
岸辺近くに咲いている花の前に陣取ったおじさんカメラマンをふと見ると、池の水をすくって花にかけたり葉の上に溜めてみたりと演出に余念がないようだ。うーむ、あの花は今日はもう撮れないな・・・。私の我儘だろうか、他人がいじくりまわした花を撮る気にはならない。

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OLYMPUS E-1 / ZUIKO DIGITAL ED50mm F2.0 MACRO

これは咲き始めて何日か経ち色も白っぽくなって散り始めた花。オシベの切れ端や花弁が葉の上に落ちていたのだが、撮ったあとでふと気になる。これも誰かの演出の跡なんじゃないか?と。特に不自然な風には見えないのだが疑心暗鬼に陥ってしまう(笑)
以前、羽化したばかりのチョウトンボをスイレンの花の上に移動させて撮っていた人のことを書いたが、先日の豪雨の翌々日に彼と再会した。曰く、本当は被災地の写真を撮りに行こうと思っていたと。それで南日本新聞社のコンテストに出すつもりだったんだけどねと。
なんなんだ、この人は・・・コンテストコンテストって。なんか変だぞ、あんた。
写真を撮る人間の一人として、そういった災害の記録を撮っておく事の意義なり価値なりがわからない訳じゃないが先ずコンテストありきってどういうことなんだ。
以前野鳥の会の方と話をした時に聞いた話だが、野鳥を撮るカメラマンにも2通りいるそうだ。本当に自然とか鳥が好きで撮っている人、コンテスト狙いでいい絵が撮れることが第一の人。そんな人たちが撮影ポイントでかち合うと喧嘩になったりすることもしばしばだとか。うんざりする話だが、いずこも事情は同じらしい。私自身カタクリの群生地で経験しているしなぁ・・・。やっぱり人が多く集まる場所はダメみたいだ。

4件のコメント

  1. 疑心暗鬼・・・わかります。
    かわいそうに・・・。
    綺麗な物も誰かの演出かと思っちゃうなんてね~
    コンテスト狙いかぁ。。。
    デジカメとかだと、編集とかでいろいろ作ってしまえるしね。
    ず~~っと前に、すばらしい夕焼けをお散歩の時に見たのですが
    その時、田んぼでカメラを構えているおじいさんがいらしたの。
    2年程経って、カメラをぶら下げて歩いているおじいさんに出逢ったので
    もしかしたらと思って、声をかけたらやっぱりそうでした。
    でね、問題はここからなの。山と空の構図が悪いから
    パソコンに取り込んで、加工するんだって
    おっしゃってました。
    「なんだ?このおじいさん・・・」って正直がっかり。
    同じ物を見て、綺麗だな~って思った人が、こんな人だったのかってね。
    やっぱり、ありのままの瞬間をとらえて、ドキドキさせて欲しいものです。
    rogiさん、がんばってね~♪すいません。長くなりました。

  2. ぴーさんこんばんは。
    まあ、パソコンでいじる分には誰かに迷惑かけるわけじゃなし、そういう楽しみ方もアリかなと思いますが・・・いや、ぴーさんの気持ちは良くわかります。きっとここに書かれていない、おじいさんの話し方とか考え方に反発しているんでしょうね。なーんか偉そうなの(笑)
    それはそうと、そのおじいさんはデジタル対応なんですねえ。しかも画像処理までこなすと・・・。それはそれでスゴイです。私が撮影地でお会いするご年配の方々は、ほぼF4とかF5ですよ。

  3. なんていうか、手を加えてまで構図を作るって要するに自分でベストと思える構図を見つけ出せないからやることでしょう。
    スタジオでの撮影なら話はわかる、うん。
    でも屋外で、そこにある自然のものたちまで動かしてやることじゃないですね。
    被害のあった場所へアマチュアがわざわざ撮影にいくなんて、その人神経がおかしいです。普通のモラルをもっていない、覗き趣味的マスコミの人と同じ精神ですね。
    しかも写真が趣味じゃなくてコンテストに出すのが趣味なんですよ、きっと(笑)
    コンテストがあり過ぎるこの世の中がいけないとも思うけど。

  4. ひちゃこさんこんばんは。
    >写真が趣味じゃなくてコンテストに出すのが趣味
    いや、まさにそうなんでしょうね。そして一度入選したりすると病みつきになったりするようですね。
    こういった人たちを避けるには、2時間くらい歩いて登らなければならない山の上に行くのが一番みたいです。かなり遭遇確率は下がります。(笑)

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