アカバナ 町内の公園にて。 遊歩道を削りだした山の斜面に、硬い粘土質の地面が露出している場所があり、いつもジワジワと水が染み出している。そんな場所に毎年花を咲かせるアカバナ。 アカバナ科アカバナ属 周囲はススキに覆われていても、その一角だけは湿地性の植物の聖域となっているようだ。こうして見ると植物はそれぞれが得意とする環境というものを守っていて、競争しつつもちゃんと棲み分けているように思える。どうやら、どんな環境にも適応して、地球を独占してしまおうなんて思っているのは人間だけのようだ。 花が赤いからアカバナだと思っていたが、本当は葉が赤く染まるからアカバナなのだそうだ。「アカバナというほど赤くないよな、ピンクだよな」と思っていたのだがそれなら納得である。 ところで私は夏川りみさんの歌が大好きである。彼女の歌う歌詞にアカバナが出てくるのだが、この花をイメージするとどうにも絵的に合わないので変だなと思っていたのだが沖縄ではアカバナとはハイビスカスのことを指すようだ。あぁ、ハイビスカスならイメージぴったりさ~。 Canon EOS20D EF 100mm F2.8 MACRO USM 投稿ナビゲーション アキノノゲシ現場を押さえた コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目ですコメント * 名前 * メール * サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 上に表示された文字を入力してください。