ツノトンボ

水辺の草むらの中、トンボでもいないかとウロウロしていたら妙なトンボに出くわした。

tunotonbo01.jpg
Canon EOS 20D / EF100mm F2.8 MACRO USM

どうもこの頃、見慣れないトンボを見つけたら先ず翅胸側面の斑紋を撮ると言うのが癖になっている(笑)
というわけで横に回りこみながら接近しようとするのだが、ボウボウの草むらの中で虫を驚かさずに移動すると言うのは中々大変だ。何度か逃げられながら接近に成功するのだが、その頃にようやくこれがトンボじゃないことに気がついた。飛び方がなんだかバタバタしていてトンボのような軽やかさがないし、頭には長い触角があり、さらにシッポの先にはハサミみたいな付属器がついている。
ああ、これが噂のツノトンボか。実物を見たのは初めてなのだが、よくトンボ関係の本にトンボみたいだけどトンボじゃない昆虫として紹介されているやつだ。
アミメカゲロウ目というからトンボよりアリジゴクのウスバカゲロウに近いのだが、それにしてもトンボに似ている。
これは擬態?
蜂ならともかくトンボに似せることによって何かメリットがあるとも思えないのだが。たまたま似てしまっただけなのだろうか?

4件のコメント

  1. あ、これ子供と虫取りしてるときに、トンボだと思って、捕まえたことあります!
    全く同じかどうかは、分からないけど、角があるでしょう?
    子供と一緒に、「これは、新種のトンボかも!」って
    大騒ぎしていたんです(^_^;)
    図鑑で調べて、あっけなく夢は消え去りましたが・・・
    でもね、一瞬でしたがゾクゾクするような喜びを
    味わいました。面白かったなぁ~~~(*^0^*)
    でも擬態って不思議です。「あいつに似ればメリットがあるから似せよう!」って何代にもわたって思い続ければ、そうなるってことでしょうか?
    なんか凄いな~~

  2. はじめまして。 フォト蔵から飛んできました。
    素敵な写真の数々、rogiさんのブログでゆったりした散歩をした気分になりました。ありがとうございます。
    また時々遊びに伺います(^^)。

  3. ぴ~さん、こんばんは。
    >一瞬でしたがゾクゾクするような喜びを
    味わいました。
    いやぁ、判ります。新種発見!とまでは行かずとも珍しいトンボ発見~!と大喜びで追いかけてましたから、私も(笑)
    思いつづけていればそうなるというのは非常にロマンのある話ですが、
    毒のある虫は外見が派手な方が捕食者の学習効果を高められるので生存率が高かった。
    それに伴い毒のある虫にタマタマ外見が似た昆虫も生存率が高くなり、結果今まで生き残ってこられた。
    という説明がついてしまいますね。
    しかし例えば自在に空を飛ぶ能力ってーのは本当にタマタマの積み重ねで獲得できるものなのか?
    タマタマ突然変異で翅が生えたからっていきなり飛べる訳もなし。翅を動かす強大な筋肉と飛行を制御するソフトを獲得するまでは翅なんてむしろ邪魔だったはず。何故そんなのが生き残れたのだろう?
    なーんて考えると実に不思議ですよね、この世界。

  4. azusaさんはじめまして。コメント頂きましてありがとうございます!
    うっ、フォト蔵・・・すっかりホッタラカシになってます。何とかしないとなぁ。
    リンク先のイラスト、かわいいですねぇ~。ネコ大好きなんですよ。うちでは飼えないのが悲しいですが・・・。ところでトンボの翅は前翅が後翅より少し小さめなのですよ、っていいか、そんなことは。最近トンボ病なもので失礼しました(笑)

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