なんとかヨコバイの幼虫

今日は春が戻って来た。やはり三寒四温の「温」の日は幸せを感じてしまう。
いつもの公園では既にヤマザクラも終盤に差し掛かりだいぶ花も散ってしまったのだが、一輪二輪とソメイヨシノの花が咲き始めている。次の週末あたりは結構咲いているのかもしれない。

yokobai.jpg
Canon EOS 20D
SIGMA 28-80 F3.5-5.6 II REMODELING MACRO
BILT-IN FLASH

タツナミソウを観察していたら、つぼみの上に小さな緑の点があった。拡大して見て見ると何かの幼虫のようだ。多分ツマグロヨコバイとかの仲間の幼虫なんだろうな。
小さな緑色の体はちょっと透き通っていて思いのほかきれいだ。
同定できるかとネットで検索してみたら・・・なんだかとんでもない数の仲間がいるではないか。素人がこの幼虫の写真だけでどうこうできるモノでは無さそうだ。
以下、ジャンクなレンズの話。興味のない方はどうぞスルーしてください。


今度の高倍率マクロレンズはSIGMA 28-80 F3.5-5.6 II ASPHERICALの前玉外し。実はリバースで使っていたタムロンのヤツが壊れてしまった。元がジャンクだったから仕方ないが短い命であった。
代わりに入手した中古のSIGMA 28-80 F3.5-5.6 II だが、これをどう使うかちょっと悩んだ。
リバースで使う場合、中間リングをかませれば倍率はどんどん上げられるのだが、実効F値はどんどん暗くなり、ワーキングディスタンスも短くなっていく。
前玉外しの場合元々のレンズそのままの特性を引き継ぐようで、中間リングを入れると短焦点側では結像しなくなっていく。いわゆる焦点距離よりも長い中間リングは使えないという理屈だ。その代わり実効F値が妙に明るくて絞り込んでも内蔵ストロボや自然光で撮影可能だったりする。
リバースの場合、だいたいf11~16辺りで画質のピークとなり、これ以上絞っても回折の影響とストロボの光が回りにくくなるのが相まって画質は低下していくと感じる。そう、このライティングの良し悪しが画質に相当に影響するようなのだ。マクロリングライトとかを持っているのなら良いのだろうが・・・。
一方で前玉外しは特にテレ側にズームした場合f11辺りでは被写界深度も浅く、描写もちょっと甘いのだがf16以上に絞り込んで行くとだんだんシャープになっていく。ズーム全域でワーキングディスタンスもほぼ一定で扱いやすい。
試しに50mmマクロ専用のLIFE SIZE CONVERTERを併用して見たら、案外画質の低下も少なく倍率も35mm換算で5倍程度までになった。
というわけで、どうやら前玉外しの方が実用的のようだということでこちらを採用することにした。前玉外しは35-80もあるのだが、35mmスタートだと倍率のレンジが狭くてちょっと使いにくかったのだ。28mmスタートだと倍率は35mm換算で等倍辺りからになるので使いやすい。
ただ、こういった高倍率レンズは明確な目的があって使うのならいいのだが、そうでないと単にドアップで撮っただけの写真になってしまいがちだ。その辺はよくわきまえておかないとなぁ・・・。

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