ギンヤンマの産卵

スイレンの葉の上でギンヤンマが産卵中。
こういった大型のトンボでギンヤンマのように連結産卵をするものは珍しいのだそうだ。大きなトンボが2匹つながっているので実に見つけやすい。

ginyanma02.jpg
Canon EOS 20D
SIGMA APO TELE MACRO 400mm F5.6 HSM

必ずしも連結状態で産卵するものではないようで、メスが産卵しているすぐそばでオスが警護飛行をしているというシーンも見たことがある。
飛びながら水面にチョンチョンとシッポをつけて産卵する種類ならともかく、草の茎などにつかまって時間を掛けて産卵するタイプのトンボにとってその行動は結構なリスクをともなう。先だって、大きな池のほとりで産卵していたギンヤンマのペアを見ていたらいきなり魚が出てきてパクっ!その時は危うく難を逃れたようであったが、彼らの日常は常に死と隣り合わせのようだ。
その点このスイレン池には魚はいないし、水面に浮かぶ葉の上なら安全に産卵できる。あぁ、それでここはギンヤンマがやたらと多いのかもしれないな。

4件のコメント

  1. ギンヤンマの♂の腰のブルーが虫らしからぬ色で
    目を引きます。
    昆虫や鳥などは、♂の方が美しいですよね~♪
    ♂は目立つことで、注意を引きつけて、♀を守ろうとしているのかなぁ?
    あぁ~、♀を引きつけているのか・・・!
    まぁ、どちらにせよ、人間の♂もこの努力を見習って欲しいものです・・・(^_^;)
    昨日、ブログにしたのですが、ちょっと大きな壺に
    雨水がたまり、そこにボウフラがわいたので、それを
    退治してもらうためにメダカを10匹入れました。
    でも、恐ろしく増えるそうなので、トンボが卵でも
    生んでくれないかと、密かに期待しているのですが・・・
    うちの壺もとっても安全に産卵できるんだけどな~

  2. rogiさん、お騒がせしました。
    カワラニンジンと判明したそうです!
    聞いたことありますか?

  3. ぴ~さん、こんばんは。
    カワラニンジンの件、お役に立てませんで・・・。
    リンク先の記事拝見しましたが、多分私はカワラニンジンと同定できなかったと思います。葉っぱ検索で候補に上がっても、花の感じが私の手持ちの図鑑とはだいぶ違っていたため却下していた可能性が大ですねぇ。
    壷の中のメダカ、そんなに増えちゃうんでしょうか?多分、小さい壷の中だと成魚に食べられてそんなに増えないとは思いますが・・・。

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