未確認飛行物体

地元の公園の池の外周をパトロール飛行している大型のトンボがいる。一時期姿を消していたのだが、最近また戻って来たようだ。パッと見オニヤンマかと思ったのだが、普通オニヤンマは池の周りを周回飛行しないと思われる。
茂みに邪魔されずに飛行ルートを見られる場所が池の角の部分だと言うのが災いして高速で飛び去る彼を未だ鮮明に写せないでいるのだが、とりあえず何トンボなのか知りたくて適当にシャッターを押してみた。

ufo01.jpg
OLYMPUS E-1 / ZUIKO DIGITAL ED50-200mm F2.8-3.5

ボケボケのブレブレでひどい写真だが、やはりオニヤンマではなくてオオヤマトンボかもしれない。うーん、こいつははっきりさせたいなぁ。と言う訳で、かなり「このトンボを撮ってやろう」と言うモチベーションが上がった(笑)
ところでこんな風にぱっと見オニヤンマなトンボは、”特にトンボの種類に拘らない一般の人”にとっては全てオニヤンマなのだ。というか極端な話、黒字に黄色の縞々のトンボはオニヤンマと言ってもいいだろう。
先日もハスの咲く池で、オニヤンマがハスのツボミに止まりに来るのを待っているんだと言うカメラマンがいた。まさかと思いながらしばらく待ってみたのだが・・・あ、あれがそうかな?と彼が指差す先にはタイワンウチワヤンマがいた。うーん・・・。

2件のコメント

  1. 以前に、言語学の本を読んだことがあります。
    文化によって、言葉の必要性が違うでしょう?
    アザラシの肉を食べるエスキモーの言葉には、
    アザラシに関する言葉がとっても多いんですって。
    もしかして、それと似てる?
    ん?なんか上手く説明できない・・・分かりますか?
    私も、このトンボを見た瞬間「オニヤンマ」って思いましたよ(^_^;)
    これからは、黒に黄色の縞々を見ても、簡単には
    そうは思いませんよ!
    でも、ここ何年も見かけたことがないのが、ちょっと心配・・・
    いるところにはいるんですよね・・・?

  2. ぴ~さん、こんばんは。
    ああ、なるほど。とすると昔の日本語でどのくらいのトンボが固有名詞を持っていたか?区別する必要があったか?というのが気になっちゃいますね。トンボの地方名の種類が手がかりになりそうですが。
    私自身、トンボを撮るようになる前はこれは何トンボでこれは何ヤンマなんてイチイチ気にして無かったですね~。赤いのは赤とんぼでデカくて黒黄縞なのはオニヤンマでしたもんね。

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